自己中心で考える

自己中心が仕事を上手くする

真面目な人、良い人ほど罪悪感に悩まされている 日々の仕事に苦しみ、心を病んでしまう人が増えています。 多くの人が苦しいと感じながら、仕事に精を出すのはなぜなのでしょうか。 それは仕事の苦しみ[...]

真面目な人、良い人ほど罪悪感に悩まされている

日々の仕事に苦しみ、心を病んでしまう人が増えています。
多くの人が苦しいと感じながら、仕事に精を出すのはなぜなのでしょうか。

それは仕事の苦しみの根本に、罪悪感があるからです。
真面目な人、周りに良い人と思われている人ほど、罪悪感に悩まされています。
しかしこの罪悪感は、本人に自覚がないケースがほとんどなのです。

実は私たちは何だかよくわからない、目に見えない壁に囲まれて暮らしています。
これは社会の暗黙の了解といってもいいでしょうし、組織内に限定されたモラルといってもいいかもしれません。

そして、これらの目に見えない圧迫を感じている人たちが、無意識に抱いているのが、罪悪感なのです。
こんなことすらできないのは、自分が悪いのだ……と、いつも心の中で自分を責めている人が何と多いことでしょう。

自分を攻めるのをやめる

仕事でミスをすると自分のせいだと思ってしまう……。
上司に注意すると、自分はダメだ……と落ち込んでしまう……。
そんな人にとって、罪悪感はあまりにも身近すぎて、手放すことができない感情になっています。
しかし、これではいつまでたっても、仕事の苦しみから逃れることはできません。

罪悪感を手放す最も簡単な方法は、
良い人になろうとしないことです。
残業残業で苦しいのに我慢して仕事をしている人は、たまには残業を止めてみたり、有給休暇を取ったりして、サボってみることです。
しかし、自分だけ定時に帰ったり、病気でもないのに平日に休んだりすると、罪悪感を抱く人が多いですね。
一人だけサボりやがってと、周囲から反感を持たれるかもしれません。

しかし行動の基準を、どうすれば人から嫌われないかに置いていると、人間関係の悩みは複雑になって、自分ではどうすることもできなくなります。

もっとシンプルに、人がどう思うのかではなく、自分がどう思うのかを行動基準にするよう心がけてみましょう。
嫌われてもいい、叩かれてもいい、怠け者と思われてもいい……。
このように開き直れる人は、メリハリのある仕事ができる人です。
頑張るときは集中して頑張る。
しかし、それほど重要でない仕事は肩の力を抜くなど、自分なりのルールで行動できる人です。

仕事もプライベートも関係なく先約優先にする

たとえばプライベートでデートの約束をしていたのに、急な仕事が入ってドタキャンした経験はありませんか?
これは完全な、仕事優先ですね。
プライベートと仕事を同じくらい大切にしたいのなら、プライベートも仕事も関係なく、先約優先で行うべきです。

後から仕事が入ったとしても、先にプライベートの約束があれば、その仕事は引き受けない。
逆に仕事の約束が入っている日に、彼女からデートに誘われても、仕事が入っているからと断る。
常に先約優先にすると決めておけば、迷わずに行動できます。

実際に実行するのは難しいかもしれませんが、何でも仕事優先にせずに、プライベートの先約があればそちらを大切にすると常に自分に言い聞かせていれば、これまでの行動と変わってくるのではないでしょうか。

自分を軸に考え、他人に好かれようと思わず、仕事もプライベートも同じくらい大切という気持ちで仕事をすれば、人生は今の何倍も楽しくなりますし、充実するはずです。

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