自分のキャラを考える

営業に向いてないと思ったらキャラを作ろう

内向的な営業マンは成功しやすい 営業マンは接客業です。 接客業といえば明るくてコミュニケーションスキルの高い人というイメージがありませんか。 しかし、すべての営業マンが明るい性格だあるわけはあり[...]

内向的な営業マンは成功しやすい

営業マンは接客業です。
接客業といえば明るくてコミュニケーションスキルの高い人というイメージがありませんか。
しかし、すべての営業マンが明るい性格だあるわけはありません。

なかには、内向的な性格の人もいます。
そしてトップ営業マンといわれる人の多くが、内向型の営業マンなのです。

また内向型の性格の人が、すべての面で内向的であるかといえば、一概にはそうともいえないのではないでしょうか。
たとえば趣味やスポーツなど好きなことに関しては、積極的に行動する……。
自分の妹に対しては、お兄ちゃんキャラとしていろいろ教えてあげる……。
学生時代の部活動の先輩に対しては、かわいい弟キャラとして可愛がられている……。
などなど、つきあう相手やシチュエーションによって、それぞれにキャラクターを変えている人が多いのではないでしょうか。

このようにキャラクターを複数もっている人は営業で行き詰まったとしても、立ち直りやすいといわれています。
逆に一つのキャラクターにこだわる人は、精神的なダメージを受けやすく、うつ病などメンタル面の問題を起こしやすいといいます。

一つのキャラクターにこだわらない

外交的な性格だけで勝負するのは、営業マンとして未熟です。
それと同時に、自分が内向型だと知った上で戦略を練れば、内向的な性格は決してハンデキャップにはなりません。

お客さんと話が続かない……、何を話せばいいのかわからない……という人も多いかもしれませんが、話すことに重点を置かず、聞くことに徹するという営業スタイルをとればいいのではないでしょうか。

このようなときに、相手が面倒見のいい人なら弟キャラを演じて教えていただくというスタンスで接してみる。
同じ趣味の人がいれば、趣味の話で盛り上がる。
などなど、自分の中にあるさまざまなキャラクターを使い分けてみるのです。

まずは自分がどのような人と、どのようなキャラクターで接しているのかリストアップしてみましょう。
そして、担当するお客様の性格に合わせて、どのキャラクターで接するとコミュニケーションがとりやすいのか、当てはめてみましょう。

営業に向いていないと感じている人は、自分のキャラクターを1つだけと感じているケースが多いと思います。

まず、自分のキャラクターは複数あることを認めることからはじめましょう。
そして、相手によってキャラクターを使い分けてみてください。
無理やり自分の中にはないキャラクターを作り出すのではなく、これまで自分が自然に行ってきた演じ分けを、お客様に対しても行ってみるのです。

自分は内向的だなどとパーソナリティーを決めつけないこと、これが営業マンにとって最も大切なことではないでしょうか。

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